鍼灸について
鍼灸の特徴
全身調整によって自律神経系の調整・自己治癒力の増強・機能回復力を高め・痛みの症状・内臓系・婦人科系の様々の症状に効果があり、その他に健康管理・疾病予防にも発揮しております。
最近では西洋医学の補完・代替医療としてその効果が認識されてきております。
また薬ではないので副作用もなく体に優し施術です。
鍼(はり)施術について
鍼は、痛い・注射針みたいな太さで怖いというイメージを持たれている方が多いと思います。確かに中国鍼は太い鍼を使われています。
当院では、髪の毛ぐらいの細い鍼(0.12~0.25mm)を使用しております。また、鍼も1回ごとの使い捨ての鍼を使用しているので感染の心配はありません。
鍼を刺す時に毛穴や、緊張して筋肉が張った時にチクと少し痛みが出る場合があります。逆にリラックスしていると緊張の時より筋肉が緩むので痛くないこともございます。
当院の鍼施術
日頃感じている痛み・コリなどは硬い筋肉が症状を出している事が多いので、その中の痛み・コリの原因になっている硬い筋肉に鍼を刺すことにより硬くなっていた筋肉が緩み血流が増し、痛みが改善されていきます。
筋肉以外にも、お身体の全身バランス調整の時にツボの箇所に鍼施術を施します。それにより自律神経系の調整・自然治癒力のUP・機能回復のUPに繋がってゆくのです。また、内臓系・婦人科系など症状によってもツボに鍼施術を施します。
お身体の全身バランス調整の場合は、鍼治療(30分)のコースがオススメです。
熱くない、跡がつかないお灸施術について
お灸のイメージは、熱い・やけど・痕が残るなど持たれている方が多いと思います。お灸には、直接灸と間接灸の方法があります。
直接灸は、艾(もぐさ)を直接皮膚の上にのせて燃やす方法ですので熱く・水ぶくれ・痕が残ったりします。他に燃えきる前に途中で止める八分灸もあります。八分灸は途中で止めるので少し熱いですが水ぶくれや痕が残ることがありません。
間接灸は艾(もぐさ)と皮膚の間に薄く切った生姜やにんにくを入れて艾を燃やす方法です。
テレビCMでしているせんねん灸タイプや箱灸(箱の中に固まって艾を入れて燃やす)など直接皮膚に置かない灸のことです。
それにより熱さも緩和しやけどや痕に残ることもないです。
当院では、メインはせんねん灸タイプと箱灸を使っておりますが症状により八分灸を使う事があります。
ただ、せんねん灸タイプでは、皮膚が弱い方は熱いのを我慢し過ぎるとやけどの可能性がありますので、聞きながらしますので決して無理しないで下さい。
お灸は、皮膚表面から深部にを温める事により血管が拡張して血流が良くよくなり慢性痛・内臓系・婦人科系症状、冷え性、自律神経系の調整、自己治癒力UPなどに良いとされています。
▼ 鍼灸の適応症状
- 冷え性の方は、鍼灸で全身調整を行うことで体質改善をさせていきながら徐々に良くなっていきます。
- 婦人科系(生理痛・月経不順など)の方は、症状に関連するツボに鍼を刺したりお灸をする事により良くなっていきます。
- 胃腸の不調は、鍼で胃腸に関連するツボに刺し、お灸で温める事により胃腸の動きを良くすることで調子が良くなっていきます。(お腹が痛い時にカイロで温めると痛みが少しましになったりする事があります。)
- 頭痛の方は、肩こりからの原因が多いので、姿勢・歪み・筋肉の調整を整体でして頭痛の関連するツボに鍼灸を行ない、深部の硬い筋肉の所に鍼をして血流を良くして頭痛・肩こりを良くしていきます。
- 自律神経系の方は、関連するツボに鍼・お灸をする事で自律神経系の調整をしていきます。
そのほか、不眠、めまい・立ちくらみ、倦怠感、肩こり、背中の痛み、腰痛、膝痛、肘通、筋肉痛、のぼせ、冷え性、足のむくみ、食欲不振、便秘、下痢、精神的なストレス、五十肩・テニス肘・野球肘など様々な症状に良いとされています。
▼ 鍼灸の注意事項とお願い
人によりますが、鍼灸施術後に急に眠たくなったり・お身体が重だるく感じたり・軽い脳貧血の様なめまいを感じる事が、すぐに出たり又は翌日に出ることがありますがお身体が回復しようといく過程で起こる症状なので、症状が悪化したのではないので安心して下さい。
その時は、ゆっくり休んでいただければ大丈夫です。
施術前の食事と入浴について
食事1時間前に済ませて下さい。
出来れば入浴は、やめて下さい。どうしても入浴したい場合は2時間前でお願いします。
施術後の食事と入浴について
食事は1時間後で入浴は2~3時間後でいつもより入浴時間を短めでお願いします。
また、だるさや微熱感を感じる場合は入浴をやめて下さい。
どうしてもの場合はシャワーでお願いします。
当日の飲酒と激しい運動はやめて下さい。
次の病気・体質の方は鍼灸する際に非常に大切な事ですので是非ともお知らせ下さい。
アレルギー・ショック体質の方
ペースメーカーを埋め込んでいる方
神経・精神過敏体質の方
ガン或は他の悪性腫瘍にかかっている方
肝炎・エイズにかかっている方